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フィラーは樹脂やゴム、塗料などに機能を付与する材料ですが、均一に分散していなければ、熱伝導性や強度、導電性などの性能にばらつきが生じます。見た目では均一に混ざっているように見えても、内部に凝集塊が残っている場合があるため、分散状態を適切に評価することが重要です。
良好な分散状態をつくるには、樹脂とフィラーの親和性、粒径や形状、表面処理、分散剤、投入順序、せん断力、温度などを総合的に調整する必要があります。また、顕微鏡観察やSEM・EDS、画像解析を用いて分散状態を確認することで、不具合の原因を切り分け、量産時にも再現しやすい条件を設計できます。次のページでは、フィラー分散の基本原理や凝集対策、評価方法を詳しく解説しています。
接着剤や放熱グリースなどをシリンジから安定して吐出するには、材料を均一に充填し、内部に残る気泡をできるだけ減らすことが重要です。気泡や空隙が残っていると、吐出切れや液だれ、重量のばらつきなどにつながる可能性があります。
シリンジ充填機は、材料を一定の圧力や速度でシリンジへ移し替え、充填量や作業品質のばらつきを抑える装置です。一方、シリンジ遠心脱泡機は、充填後のシリンジを回転させて内部の気泡を低減します。材料粘度やシリンジ容量、充填精度、洗浄性、生産数などを踏まえ、撹拌・脱泡・充填・吐出までの工程全体に合う装置を選ぶことが大切です。次のページでは、両装置の役割や違い、選定時の確認項目を解説しています。
撹拌脱泡機を使用する製造現場や研究・開発の現場では、「量産が難しい」「処理に時間がかかる」「高粘度素材がうまく混ざらない」など、さまざまな課題が生じていることと思います。
当メディアでは、そうした課題解決に貢献する三星工業の「ハイ・ローターシリーズ」の特長と価値を、より多くの方に知っていただくことを目的としています。研究・開発現場の効率化とさらなる技術発展に寄与できれば幸いです。